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【250話】叔父さんが宝くじで結構な金額を当てた

859 名前:おさかなくわえた名無しさん[sage] 投稿日:2012/04/10(火) 13:29:47.18 ID:ua7T1SDQ
叔父さんが宝くじで結構な金額を当てた。
もともと破天荒な人だったけど、突然町長選挙に出ると言い出した。
叔父さん含め立候補者は3人、対立候補は元町長のA、元町会議員のB。

叔父さんは立候補はしたものの碌な選挙活動はせずに対立候補Aの邪魔
(Aの演説中に近くで演説したり、Aの政策のアラをついた演説)っぽい事ばっかしてた。
そんな人なんで後援会も集まらず、うちの親含めた親族で頬細とバックアップしてた。

選挙の結果、ダントツでB氏が当選
叔父さんに「残念だったね」と声をかけると
「いやいや、あの活動で受かるほど町民馬鹿じゃないだろw」
「それに俺、もともと町長なんてなる気ないよ?」としれっと言うから
え、じゃあなんで選挙なんか出たのさ?」と聞くと

「うまく隠してたけどAは町長の立場利用してAの弟の○○建設に仕事ふって
私腹肥やしてきたクズだから、あいつを落とすため(キリッ」
「Bは線は細いけど真面目な男だから、格別町が良くなるこたないけど悪くもならんだろ」
「あぶく銭使って想定どおりの結末迎えるなんて最高の気分だぞ?まだお前にゃわからんだろけど」
と飄々としてた。

宝くじの当選金は使い果たしたから、お年玉が増えたりしなかったのが不満だけど
降って湧いたお金の使い方としては子供心にかっこいいと思った。

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