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【122話】当選くじの行方

799 :おさかなくわえた名無しさん :2007/01/21(日) 19:18:44 ID:/14VX+yO
社員総勢30名ちょっとの会社での出来事です。

昨年の忘年会で、宝くじをひとり一枚ずつ連番購入したものを毎年配っているのですが、
(社長が宝くじ売り場の経営者と知り合い)
大抵当たっても1万円だとかそんなところでした。
毎年のことなので、みんな「誰が300円当たるかなぁw」程度で流していました。

年明けに、Aさんが私の席にやってきて「宝くじ・・・調べた?」と聞いてきました。
特に興味がなかったので「いや、まだですけど」
と答えると、「調べてあげようか?」と。

その場に持ってきていたわけでもなく、自分で購入した分もあったので、
その旨を伝えてもしつこく食い下がってくる。
あまり気にせず仕事を続けていたのですが、お昼になぜあんなにしつこかったのかが判明。
Aさんの番号が、3等の1番違いだったからでした。
ちなみに隣に座っていたのは私=私当たっていると判断したみたいでした。
その日一日無視を決め、wktkしながら調べてみたのですが、
どうやら配る前にシャッフルしていた模様で私が当たりでは
ありませんでした。
800 :続きです。 :2007/01/21(日) 19:19:14 ID:/14VX+yO
翌日「いいなー。10万。あたったんでしょ?」と絡んでくるAさん。
「いや、調べましたが当たってませんでした。」と言っても
信じてくれず、そのあたりにいた社員に言いふらしていました。
「10万なんか、ぱーっとみんなに還元したらいいじゃない」
「どうせ、忘年会の余興だったんだから」
「本当は当たっていたこと知っていたから、私が調べるのいやだったんじゃないの?」とだんだんいやみを混ぜながら
「一人でとりこんで ケチ ねぇ」と言われた時、男性社員(B)がAさんのそばに来て

「ほーら。オレが当たりだよ。いい加減からむのやめな。」と目の前に宝くじをひらひら。
と、同時に、「ケンカになるくらいなら、こんなんイラネ」とシュレッダーにIN。
音を立てて吸い込まれる宝くじ。
呆然とする社員一同、そのあとフジコるAさんを横目に
「違うといってる人を信用しないやつなんて信じられないねぇ。」と
ぼそっといいBさんは外回りに行きました。
その後、シュレッダーを空け、どうにか当たりくじを探そうとしてるAさんに、「
破れたのは無効じゃないんですかねぇ・・・」と
声を掛けると、体当たりをしながら泣きながら出て行きました。

後日、Bさんが私や他その現場にいた数人に声をかけ、のみに言ったのですが、
あの宝くじはハズレだった。とっさにあんな行動を
とってしまった。その後、迷惑掛けて申し訳なかった。
別口で買った宝くじが1万円当たったから、今日はその分を足しにしてほしい。
飲み会中盤で言ってきたので、「Bさん、実はあれ、ハズレくじじゃなかったんですか?」
と聞いてみた。
すると、にやりっと笑って、
「ほんまのこと教えたろか?あれなぁ、当たったのうちのヨメハンやw」と。(同じ会社です)
だから私が当たったのが違うということも、すべてわかった上でついあんな行動に出たみたいです。

余談ですが、その奥さん、かなり引きがいいみたいでよく当たるらしいです。
しかし、当たったのであろうとおもう人のを「調べてあげる~」
というずうずうしいAさんにはびっくりしました。

長文すみませんでした。

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